投稿者: kanri

  • 販促物の基本

    販促物の基本

    カタログ、チラシ、パンフレット、DM、

    それぞれ役割は違いますが、目的はただ一つ!

    お客様に価値を伝えること!

     

    販促物は、最終的にお客様に商品(サービス)を

    買ってもらうためのツールですが

    ただ金額やスペックを並べただけでは反応してくれません。

    反応率を上げる為、販促物の基本を書いてみました。

     

    販促の基本

     

    販促物の基本には大切な4つのポイントがあります。

    1,誰に
    明確なターゲットは想定しているか
    例えばラブレターを書く時、一人の相手の為だけに書きますよね。
    それと同じで相手が見えない販促物は効果が出にくいです。

    2,何を伝えて
    その人がその商品(サービス)を買わなければいけない理由
    安さも買う理由にはなりますが、それだけでは安売り競争になってしまいます。
    「安いから」以外の理由を一緒に探しましょう!

    3,どうして欲しいのか
    その人が起こすべき具体的な行動
    電話して欲しいのか、メールして欲しいのか
    そのときになんて言って欲しいのか
    具体的に書けば反応率も上がります。

    4,誰が
    誰からのメッセージなのか?
    その人に取ってどんな良い事を書いていても、
    正体不明のラブレターは 読まれません。

     

    これらのポイントをきっちりと押さえた販促物は効果が上がります。

    あなたの販促物、一度見直してみませんか?

     

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  • 商品の「一番の魅力」

    商品の「一番の魅力」

    こんばんは!写楽のデザイナー、原です。

    先日生まれて初めて髪をブリーチしてもらってきました。

    地毛は真っ黒ですが凄く赤が強いらしく、無難に染めても毎回似たような10円玉みたいな色に変わっていってしまうのが悲しかったのですが、今回は見たことない明るさ&色になったので満足です…!

    その日ブリーチしてもらった美容室でこんなPOPを見つけて、写真を取らせていただいてきました。

    30nen

     

    30年使えるタオル

    すごい!

    薬事に揉まれた心で見てしまったので少しだけ「本当〜に本当かな…?」と思ってしまいましたが笑

     

    もし右下の「1秒タオル」という商品名がドーンと書かれていたら「なにそれは」と興味は湧くかもしれませんが、一体何のことやら全然わからないですよね。

    でもこのキャッチコピーがついていることで、「こんなに長持ちするタオルなんだ!」ということが一瞬で理解できます。

    「伝わってる度」はとっても高いPOPだと思います。これを書いた美容師さんは販促を学んだのでしょうか…凄いですね。

     

    ただ、惜しい!と思った点があります。

    それは、「みんな本当に同じタオルを30年も使うかな…?」というところです。

     

     

     

     

    タオルって、多くの人は吸水性が悪くなってきたとか汚れてきたタイミングで替えると思いますが、30年使うって、それ大丈夫なの?と不安に思ってしまったのです。

    いまどきタオルってそう高くもないし、新品を使う気持ちよさっていうのもありますよね。

    そう考えると、このタオルの本当の魅力、「困りごと解決力」は他のところにあるのではないかと思えてきました。

    そこで勝手に考えてみたキャッチコピーがこちら!

     

    電気代が安くなるタオル

     

    この美容院はご家族連れや主婦の来店も多く、周りにもファミリーの多い地域です。

    全員が長々とドライヤーを使うと電気代がばかにならないですが、この1秒タオルなら!…という説明をつけてあげるという算段です。

    人数の多い家族なら「洗面所が混まなくなる!」という補助コピーを付けてあげてもいいですね!(本当は最初はこっちをキャッチコピーでいこうと思っていましたが、通りすがりの社長が「電気代やな…」と言ったのをパク…リました…)

     

    あとはこれから夏なので、別のPOPで

    夏のドライヤーは暑くてヤダ!

    というキャッチコピーにして、「真夏の洗面所でドライヤーを使っても滝のように汗をかいてしまうので永遠に乾かない問題」をこの1秒タオルなら解決できるよ!という訴求にするのも面白いと思いました。髪があまりに多い私のような人にとっては、こっちのほうがより刺さるかもしれません。

     

    こんなふうに、

    その商品がどんなときに、どんなひとの役に立つのかをしっかり見つけてあげることで、ちょっとしたPOPもだいぶパワーが変わってきます。

    みなさんもPOPを書く時は、そこをイメージしてみると良いものが書けると思います!

     

    ここまで読んでくださりありがとうございました。

    また木曜日に書きに来ます!一週間が早い!

  • チョコミントに学ぶ「選ばれるコツ」

    チョコミントに学ぶ「選ばれるコツ」

    最近チョコミントものがかなり増えてきましたよね!片っ端からお試ししてます。

    チョコミント好きとしては別に夏に限らず、通年で置いておいていただけると本当は嬉しいんですけど…

     

    さて昨日の夜、仕事の休憩にアイスが食べたくなってコンビニに向かいました。

    冒頭でも触れましたがチョコミントが本当にたくさんある…!どれにしようかなと冷凍ケースの中に並ぶパッケージたちを見てみると、

     

    爽快感

    さわやかな

    ミント感

    ミント感アップ!

     

    うーーーん

    これは…

     

    みんないっしょ!

     

    みんな揃っておんなじような事が書いてあるので、去年同じものを食べたときの記憶か勘、もしくはジャケ買いをするしかありませんね…。

    と、そんな中、ひとつだけ異彩を放つチョコミントアイスを見つけました。

    これです。

     

     

     

     

    IMG_1082

     

    覚醒チョコミント

    やる気、めざめる!

     

    スッとレジに持って行きました笑

     

     

    仕事の休憩で、つまり気分転換、リフレッシュをしたくてアイスのケースを覗き込んでいた私にとって、このキャッチコピーはまさにぴったりきたんですね。

     

    これを食べたらスッキリして、仕事をもうひと頑張りできそう!

     

    と、食べた時に自分に起こりそうな「いいこと」を想像することができたんです。

     

     

    こんなふうに、

    「似たような商品がずらーっと並びがちな売り場」

    って、ちょっと考えるだけでたくさん浮かびますよね。

    洗剤やボックスティッシュ、サラダ油や調味料、第三のビールなんかもそうかも知れません。

     

    そんな時はこうやって、選ぶための手がかりを置いてあげるのがとっても大切で、親切です。

     

    チョコミントが大好きで最初から「チョコミントにしよう」と決めていた私ですら迷うんです。

    もし私が「アイス食べたいな〜」とだけ思いながら、特に味は決めずに訪れたお客さんだったとしたら、おそらくもっと大変ですよね。

    20種近いアイスたちの中から、漠然とした「アイス食べたい」気持ちだけを頼りに選ぶことになります。

    そこに自ら

    「自分を食べるとあなたにこんないいことがありますよ!」と主張してあげることで、選んでもらいやすくなったわかりやすい例でした。

     

     

    おかげでリフレッシュして仕事に戻ることができました!ありがとう覚醒チョコミント!

     

    ちなみに味の方は、ミントも強めですが、チョコレート(チョコ味のアイスじゃなくて、チョコレート)がかなりの割合を占めておりました。

    甘すぎなくてよかったですが、チョコが好きな人によりピッタリかもしれません。

    何のブログだ!という締めになってしまいました…でもライトな記事にすることには成功した気がします。

     

    読んでくださりありがとうございました!来週も何卒、よろしくお願いいたします!

     

  • サービス価値を伝える方法

    サービス価値を伝える方法

    今日はとあるメンズエステさんの広告を例に

    サービスの良さがお客様にちゃんと伝わる

    「価値の伝え方」についてお話ししたいと思います。

    最近、大手メンズエステさんの電車広告が

    大きく路線変更したのをご存知でしたか?

     

    ヒゲ脱毛の広告なんですが

    まず以前までの広告がこちら↓

    IMG_1867

    そしてこちらが最近の広告です。

    IMG_1862

    IMG_1863

    以前の広告では

    「ヒゲ脱毛」と「1000円」が強調されています。

     

    もとから脱毛に興味がある男性なら

    興味を持ってくれそうですが

     

    それ以外の男性にはどうでしょう?

    「脱毛の良さを知らない」場合、

    いくら安くても興味が湧きづらいのではないでしょうか?

     

    対して最近の広告では、

    毛が濃いことにコンプレックスを持っている男性の悩みが

    具体的に書かれています。

    (ネットで調べると悩み別にまだまだパターンがあるみたいです^^)

     

    これなら脱毛をよく知らない男性でも

    「あ、これ俺も同じなんだよねー」と共感した上で

    「脱毛っていう解決策もあるのか」と

    気づいてもらえそうですよね。

     

    サービスの良さをお客様にちゃんと伝えるには、

    サービス名や価格を伝えるよりも

     

    それがお客様にとって

    「どんな良いことがあるのか」

    「どんな悩みを解決できるのか」

    を伝えてあげることが大事なんだと

    この広告から改めて学ぶことができました。

     

    みなさんも今日の帰り道や移動中の電車で、

    ぜひ広告をじっくり見てみてください。

     

    サービス名や価格だけの広告があったら、

    「これは誰にとってどんな良いことがあるサービスなのかな?」

    と考えて見るのも、良い販促練習になりますよ^^

  • 反応率アップ 9つのポイント

    広告や販促物で『反応率をアップさせる方法』を、9のポイントにまとめてみました

     

    1、ターゲットを絞るべし
    老若男女、全員をターゲットにしたチラシや看板では効果は見込めません。しっかりとターゲットを見極めることで「その人に届く言葉」が見つかります。「販促物とラブレターは同じだ!」と言いますがまさにその通りですよね☆
    『女性の皆さん』→『子育て初体験中の奥さん』等、思い切ってターゲットを絞ることで反応率は変わってきます。
    他には、『お酒が安い!』よりも『居酒屋店長さんに朗報です!』なんかも絞り込んだ例ですね。ターゲットの業種を変えて『バーテンダーさんに朗報です!』なんてのもいいです。こうやって考えてみると本当にラブレターですね(笑)

     

    2、内容を絞るべし
    ターゲットを絞ったら、次は伝える情報を絞ること。
    ついあれもこれも情報を入れたくなりますが、情報山盛りではぼんやりとした印象しか与えられません。『あなたのお店にその人(ターゲット)が来ればどんな良いコトがあるのか』だけに絞ってみるととても伝わりやすくなります。『良いコト』とは商品やサービスではなく、それを得ることによってどんな幸せが訪れるかです。
    『春物紳士服、婦人服大セール!半額!!』より『入学式には10kg痩せて見える服で!』の方が読んでみたくなりますよね。

     

    3、行動を絞るべし
    チラシやDM、新聞広告等ではターゲットにしてほしい行動を一つに絞ることが大切です。『○○とお電話ください、スムーズに予約が取れます』と具体的に書いてあげることがポイントです。具体的に書くことで、ターゲットがその広告を見て興味を持った後、考えずに行動できるようになります。
    URLやメール、住所、地図などを書いていけないわけではございませんが、あれこれ書いてあるだけでは、どうして良いのか迷いますよね。

     

    4、キャッチコピーにはこだわるべし
    ターゲットが興味を持つキャッチコピーを考えましょう。店舗名、商品(サービス)名は最後で大丈夫! 『○○○○(商品名)!』より『男性の3人に一人が選んでる!』の方が目を引きますよね。
    (参考:キャッチコピーの順序反応の出るキャッチコピー

     

    5、顔を出すべし
    店長さんやスタッフさんの顔をドンドン出しましょう!人の載っているチラシと載っていないのとでは反応率が格段に違います。特にエステや美容室等スキンシップがある業態では、どんな人が働いているお店なのか?見えるだけで安心感もアップし、来店率も上がります。間違ってもフリー素材の外人さんなどは使わないように(笑)

     

    6、値引きは理由を書くべし
    理由なき値引きは、ただの安売りです。
    お客様は値引きをした金額を通常の料金だと認識します。『半額セール』→『一度は試してもらいたいので、半額で体験してください!』の方が元の金額に戻しやすく、半額にしたありがたみも伝わります。

     

    7、第三者の信用を利用すべし
    テレビや雑誌で取り上げられたら必ず入れましょう。第三者の声は信用を得るためにとても重要です。メディアに出たことない?そんな時は『お客様の声』をどんどん載せましょう。お客様の声はある意味メディアより信頼できる大切な第三者の声です。それも無ければ、とりあえずはスタッフの声でも奥さんの声でも入れちゃいましょう(笑)
    (参考:アンケートは褒めてもらう

     

    8、お客様の声に耳を傾けるべし
    日常のお客様の声やアンケート用紙には、成功率アップのヒントがいっぱい!
    どんなことをよく聞かれるか?どんな時に喜ばれるか?なんと言って喜んでたか?そんな中から新しい商品やサービスが生まれます。整体院でサラリーマンの『疲れ目と肩が楽になったよ』の声から生まれた『年度末対策!PC疲れ専用コース』が大ヒットしたことも。
    (参考:アンケートは褒めてもらう

    また販促に反応し、ご来店してくださったお客様の情報は宝の山です!接客時に『なぜ当店を選んでくれたのか?』や、『何を求めて来てくれたか?』を聞き出せると、次の販促や新サービスのネタになります。例えば忘年会で使ってくださった幹事さんが『実は年末で忙しいときに幹事になったんで、近場で簡単に探して選んだだけなんですよ〜』って言葉から、宴会の出しものから進行までやってくれる『年末で忙しい幹事さん向け、丸投げサービス!』を企画して大好評だったこともあります。

     

    9、反応率は必ず取るべし
    販促物は育ていくもの。最初から1万枚配るのではなく、1000枚を2種類配ってみて、反応の良い方を使うなどテストは必須です。
    反応率を見ながら内容を考える癖をつけると、担当者の成長も早いです。そのため、予約の際にどんなチラシを見たのかを聞いてみたり、チラシに『このチラシを持ってきてくれれば!○○プレゼント!』等の施策が必要です。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました!!!
    私たちは広告や販促物が大好きで、15年以上現場で研究を続けています。今回は10にポイントを絞ってみましたが、他にも反応を上げる方法はたくさん!興味を持たれた方は、こちらから「販促物の相談に乗って」とメールしてください!ご相談は無料です。お気軽にどうぞ!